だってオレ、パーフェクトおねいさん

「大きくなったらお嫁さんになる」シリーズ。曾孫編。

入学祝い貰うの巻なのでした。

おい、ぱみゅ代~。

 

うん? なんだたーじぃ。

 

いや、なぜかじぃにまったく似てなくて勉強がんばったぱみゅ代に、入学祝いをやろうと思ってな。

 

ほんと良かったよ、たーじぃに似なくて。

 

ふんだ。

 

いじけるな、いじけるな。

持続力がないだけで、瞬発力がそれなりにあるのはちゃんと知っとるけん。

 

どこの言葉だ。

 

でも、お祝いとかほんといいんだぞ。

たーじぃ貧乏なんだから。

 

大丈夫じゃ。

気は心。

そんな高いもんじゃないからな。

ほれ。

 

お、梱包ちゃんとしてるじゃん。

開けていいか?

 

もちろんじゃ。

 

どれどれっと。

 

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あらっ。

時計かあ。

 

どした?

 

思ってたより、かっこいいじゃん。

 

そうじゃろ。

 

こりゃ絶対まあばあに相談したな。

 

ま、一応相談はしてみたが、好きにしろって言われただけじゃい。

 

ははは。

まあばあらしいな。

 

悩んでる時にも助けてくれん。

まったく、ぱみゅ代とそっくりじゃのう。

 

あのさ、たーじぃ。

人間の真意は、その言葉じゃなく、行動で分かるって知らんのか。

いったい何年生きてるんだっつーの。

 

うぬぐぐ。

 

そもそも何の罰受けてるのかしらんが、なんの因果でまあばあみたいないい女がたーじぃの世話してんのか、ほんっとにわからん。

 

まだまだじぃのいいところが見えんとは、ぱみゅ代は青いのう。

 

あ、たーじぃ節でた。

最近、ちょっと元気なかっただろ。

復活したみたいだな。

これで安心だ。

 

ふんっ。

そんないつまでも凹んでいられるかいっ。

ま、それはともかく、ほんま、合格おめでとうな。

 

ありがとよ。

 

でもほんとに大変なのはここからだからな。

 

分かってる分かってる。

その分、たーじぃと遊ぶ時間が減るけど、我慢してくれよな。

 

ふん。なにぬかす。

ぱみゅ代に遊んでもらわなくても平気じゃ。

 

まあ、ママも菜奈もあめちゃんも居るからな~。

 

一人で大丈夫だってーの。

 

それなら良かったけどな。

明日は家族全員で食事会だろ。

調子に乗って食いすぎんなよな。