だってオレ、パーフェクトおねいさん

「大きくなったらお嫁さんになる」シリーズ。曾孫編。

サイコだけど大丈夫、12話に学ぶ、家族になる方法

お、おい、たーじぃ、なに泣いてんだよ。

 

ぱみゅ代~~。
だってじゃぞ。
この3人は、親が犯罪者レベルの毒親に苦しめられて、新しい絆を深めていこうとしとる。
けれども、心に傷を負った反社会性障害のコ・ムニュョン、自閉症スペクトラム障害のサンテ、そんな兄を持って苦労してきたことこそ、心の傷になってるガンテ。
こんな個性派3人だから、上手く行かないことばかりじゃ。
でも、コ・ムニュンが家族だと言い張った時、サンテが名字が違うと言い出す。自分とガンテは本当に兄弟だから名字が同じだからな。
困ったコ・ムニュョンは、写真を撮ろうと言い出す。家族写真を撮れば家族なんだと。

 

あのな、たーじぃ。
一緒に見てんだから、状況説明はイラナイの。

 

う。すまん。
当たり前の話じゃが、写真を取ったら家族になれるなんて、バカバカしいの極地じゃ。
しかしじゃ。本当に苦しんできたものに対して、ふっと軽く背中を押すアイデア
そしてそれが儚いことだと分かっていながらちゃんと付き合うガンテ。なんて優しいんじゃ。
いいじゃないか。写真を撮ったら家族で。

 

だから、泣くなって。
別に家族じゃないなんて、言ってないだろ。

 

それにしても、このドラマ、サスペンス要素あり~の、濃密な人間ドラマあり~の、もちろん、恋愛要素たっぷりで、ほんとに目が離せないの~。

 

ま、たーじぃの好きそうな話だよな。

 

たしかに、じぃも、ちょっと気持ちが病んでるところがあったりするからなあ。

 

い、いや、別にそういう意味じゃねーよ。

 

でも今日も、まあばあちゃんに買い物頼まれ、目の前にあるものが本当に見つからず、店員に聞けばいいのに、1時間探し回ってやっと聞くありさま。
すぐに聞くか、無いと判断して別のものを飼うか。
そういうことができないんじゃ。
臨機応変に対応できない。

 

たーじぃはな、妙な完璧主義なところがあるが、結局のところ、完璧主義っていうのは、ご都合主義の一種なんだから、テキトーにやればいんだよ、テキトーに。

 

テキトーに?

 

そうだよ。まあばあが違うもの買ってきて怒ったりすることあるか?
そもそも、まあばあが怒ったの、見たことねーよ。

 

そだな。

 

だから、たーじぃはほんっとに恵まれてるって言うんだよ。
あんないいお嫁さんいねーぞ。
オレがまあばあと結婚したいわ。

 

そやろか。

 

そだよ。
だいたい結婚式も記念撮影もしてないだろ。

 

してない。

 

はやく写真取って、家族になってないと、逃げられっぞ。

 

一緒に暮らして80年以上経ってるけど、今さら逃げるかな?

 

女心と秋の空だ。
さっさと撮っとけ。

 

よし、じゃあみんなで撮るか。

全員呼んでこ~いっっ。