だってオレ、パーフェクトおねいさん

「大きくなったらお嫁さんになる」シリーズ。曾孫編。

2023-01-01から1年間の記事一覧

たーじぃ、ちょっと来い。2

たーじぃちょっと来い。 は、はひ。 良かったなあ、またレディーの部屋に入れて。 いや、まあ、それはそうなんですけれど。 どうだ? どうだって? どう思う、この部屋見て? ええっと。 女の子の部屋にしては殺風景で、なぜか国民の義務となっているきゃりーぱみゅぱみ…

たーじぃ、ちょっと来い。

う、ううううう。 ほれ、こんな時でないと、オレの部屋入れないんだから、喜べ。 よ、喜べって。怒られるの分かってて喜べるかい。 ほ~。 それでも、悪いことしたって気持ちはあるんだな。 いや、まあそりゃな。 気が弱くなってるまあばあを傷つけて泣かせ…

☆☆☆たーじぃ、頼む。

たーじぃ、退院おめでと。 おー、ぱみゅ代。 でも、なんかまだまだ痛々しいな。 まあな。なんか、去年よりも段分悪かったみたいで、手術も予定時間オーバーするしで、大変だったんじゃよ。 あー、そーらしいな~。 kyarypamyupamyusama.hatenadiary.jp ま、それはほんとに…

雨の七夕の夜に

あれ? なんかたーじぃ、元気ないじゃん。 うむ~。今日は雨だったからのう。 雨だったからのうって、別に今日雨だからってたーじぃになんか影響あるのか?・・・・・・って、もしかして七夕か。 そうじゃ。 鈍感なぱみゅ代が良く気がついたな。 鈍感って失礼な。オレはたーじ…

退院おめでとう。

はいっ、彩代です。 昨日はまあばあが退院しました。やっぱり家の中の雰囲気がガラっと変わるなあ。 ママや菜奈はもちろんのこと、おじいちゃんおばあちゃん、おとうさん、みんなにこにこしてた。たーじぃは家族の前ではしらんぷりしてるんだけど、時間がちっと分らな…

絶対に詐欺だ。見舞いに行くと言ったのに。

もうね。 絶対に詐欺だと思うね。 日曜日にお見舞いに行こうと思っていたんだけど、これはまあ、勝手に思っていたから、たーじぃが今日は行かないって言っても仕方ない。 けれど、今日は、学校を休んでお見舞いに行こうと思っていたら、たーじぃが、お見舞いに行く前に…

えっ、今日お見舞い行かないの?

おい、たーじぃ、今日はなんかえらいバタバタしてんじゃん。 お、ぱみゅ代。 おばあちゃんが退院するまえに、やっておかないとアカンことはやっておこうと思ってな。 で、いつ、まあばあのお見舞いに行くんだよ。 いや、今日はちょっと行かないつもりなんだけどな。 えっ…

もう二度としないんだけどさ。

たーじぃ。 お、ぱみゅ代。なんじゃ? ちょっといいかな。 あ、うん。 こうして部屋に入れてくれるということは、大事な話なんじゃな。 部屋に入ったとたん、愛の告白かって言わないのは、たーじぃもいつもと違うって思ってるんだろ。 あ、、ああ。 じゃあもう何言いたいの…

よしよし。

たーじぃ、がんばってんな。 ん? ぱみゅ代、どしたんじゃ。 いや、今日、まあばあが元気なくて散歩にも行きたくないって落ち込んでたの、強引に誘って連れ出しただろ。 おお。そうじゃな。 あれ、さっきまあばあ感謝してたぞ。 やっぱり外にでたら気分が紛れるってさ。 お…

特別に許可してやる。

おい、たーじぃ、大丈夫か。 ちょっと落ち着いたようじゃな。 まあばあじゃなくって、たーじぃがだよ。 いや、そりゃまあ、大丈夫じゃが。 まあばあ、ほんとに不安なんだな あんなに不安そうなまあばあ、初めてだよ。 うむ。まあ、仕方ないがな。 今まで無理して頑張ってた…

ほいっ。

お~い、たーじぃ~。 うん、どしたんじゃ、ぱみゅ代。 なんか、全然元気ないじゃんか。まあばあとまだ仲直りしてないのか。 仲直りとかそういうレベルじゃない感じでもう疲れた。 ほほ~ん。 こりゃママも心配するわな。 ぱみゅ子がどうしたんじゃ? なんか、たーじぃが…

たーじぃ、いつまでいじけてんだ?

よお、たーじぃ。 な、なんじゃぱみゅ代。 ちゃんと勉強してんのか? 大学に入ったからといって遊んでばかりいたんじゃ、国家試験に受からんぞ。 なに言ってんだ。 オレはたーじぃとは全く違うの。 全然似てないし。 たぶん血繋がってないな。 オレはまあばあの血しか受…

入学祝い貰うの巻なのでした。

おい、ぱみゅ代~。 うん? なんだたーじぃ。 いや、なぜかじぃにまったく似てなくて勉強がんばったぱみゅ代に、入学祝いをやろうと思ってな。 ほんと良かったよ、たーじぃに似なくて。 ふんだ。 いじけるな、いじけるな。 持続力がないだけで、瞬発力がそれなりにあるの…

相変わらず手のかかるたーじぃ。

我が家で一番年上なのがたーじぃだけど、とにかく一番ガキなのもたーじぃだ。 とにかく、めんどくさい。 手がかかる。 たーじぃに比べたら、妹の菜奈は、ほんっとに手がかからん。 かからんというか、菜奈もたーじぃの面倒見る側だからなあ。 なにをするにも、一人でし…

だから落ち着けっての。

おい、たーじぃ。 ふにゅ? なにしてんだ? 動物園のクマのまねか? まさかその歳になってゴジラの真似とか言わないだろーな。 ぱみゅ代。 ん? そこに座りなさい。 こんな板間の廊下に座れるかっての。 せめてもう少し可愛く、バンダの真似してるの? とか言えな…

ほんっとにメンタル豆腐なんだから。しっかりしれっ。

たーじぃ。 お、なんじゃぱみゅ代。 いよいよ愛の告白か。 最近、なんか丸くなってきたんじゃねーか。 人は自分の気持ちに素直にならないとあかんのじゃぞ。 ママがちょっと心配してるみたいだからさ、ちょっと様子伺いにきたんだ。 ぱみゅ代。 なんだ? 全然会話が成り…

「君の膵臓をたべたい」に、いちゃもんつけるモテナイ男の悲哀。

たーじぃ、今朝はまあばあどうたった? おお、ぱみゅ代。微妙に熱が高くなってきているみたいで、心配じゃ。 そうか。朝は今までそうでもなかったんだけどな。 ぱみゅ代、夜は心配して覗いてくれてるそうで、ありがとうな。 まあ、オレは受験勉強のこともあっ…

いや、オレは全然大丈夫。

まあばあ、元気無くしてないか? あら。彩代ちゃん。 大丈夫。 そだよ。 ちゃんと検査してたから、早期で発見してくれた。 前回と全然違うから。 元気なくす必要まったくないよ。 ふふ。そうね。 すごく順調で、検査の間隔ももう少し広げよう、という話のすぐにあとだった…

たーじぃにお祝いされる。

本当によくがんばったの~。 まあな。オレはまあばあの血か濃くて良かったよ。 たーじぃの血が勝ってたら、もう口だけ坊主だったからなあ。 なに言っちゃるっ。 まあまあ。彩代も今日は疲れてるんだから、漫才はそのぐらいにして、ゆっくりやすみなさい。 ま、そうだな、…

よし、話てみ。聞いたるけん。

お~い、たーじぃ~。 おお、ぱみゅ代、共通テストお疲れさんじゃったな。 ほんっと疲れたよ。 じぃは優しいから、出来は聞かずに居てやるからな。 なに言ってんだ。 ちゃんと目標には届いてるから、こうしてしちめんどくさくても、たーじぃの話相手になってやろうとし…